網膜芽細胞腫~トレパパのブログ~

両眼性の網膜芽細胞腫と診断された娘のこと

網膜芽細胞腫の局所治療に入るまで

トレパパです。
前回のブログはこちらです。⇒網膜芽細胞腫とVEC全身化学療法について

現在、網膜芽細胞腫の治療はVEC全身化学療法を行い、腫瘍が小さくなったところで局所治療というものに入ります。
局所治療に関しては、また次のブログで説明したいと思います。

赤ちゃんの写真

局所治療までの経緯

VEC全身化学療法|1クール目

いよいよ治療が始まりました。生後1ヵ月の赤ちゃんが入院し、抗がん剤治療を行うなんて不安しかありません。

ただでさえ不安なのに、コロナ禍のせいで付き添い入院ができないとのことでタイミングを恨んだことを覚えています。

月曜日から入院開始で、火曜日と水曜日に抗がん剤を投与します。調子が良ければ木曜日に退院という話でした。

付き添いができず、お見舞いに行ける時間も1日10分とか20分という縛りだったので本当に不安で不安でたまりませんでした(;_;)

結果、木曜日には退院できて副作用もこれといってなく安心しました。

VEC全身化学療法|2クール目

3週間あけて、2クール目に入ります。抗がん剤治療の開始後は、免疫機能が低下していきます。免疫機能が徐々に低下していき、2週間後くらいにピークを迎え、3週間くらいかけて回復していくそうです。

病院に話を聞く限り、免疫機能に関してそこまで神経質にならなくても大丈夫だと言われましたが、あまり外出せず人混みを避けたりと気を遣いながら生活をしました。

2クール目も前回と同じスケジュールで、とくにこれといった副作用もなく無事に退院できました。1クール目の時と比べると、不安は半減です。

国立がん研究センターで再検査

VECを2クール終えて、国がんで再検査です。先ほど記述したように、免疫が下がっている時期なので外出は控えたかったのですが、東京まで新幹線に乗って行かないといけません(._.)

付き添い入院ができなかったことでコロナ禍を恨みましたが、コロナ禍のおかげで新幹線の混み具合は比較的マシでした。
コロナが5類相当になった今では、新幹線の駅も混み混みですが(^^;)

検査では、腫瘍はかなり小さくなっているとのことでした!とくに左目に関してはかなり小さくなっていました。

このまま局所治療に入る流れだったのですが、入院できる日にちまで空いてしまうのでVECをもう一回行うことになりました。

結果、VEC全身化学療法を3クール行い、局所療法に入っていくことになります。

 

網膜芽細胞腫の基本的な情報はこちら⇒がん情報サービス

前回のブログについてはこちら⇒網膜芽細胞腫とVEC全身化学療法について