網膜芽細胞腫についてのブログ【記録と日常】

両眼性の網膜芽細胞腫と診断された娘のこと

小児慢性特定疾病と特別自動扶養手当

トレパパです。

今回は、子供が網膜芽細胞腫と診断されてから利用させていただいた国の制度を二つ紹介したいと思います。どちらも自治体への申請が必要になります。

助成制度

小児慢性特定疾病医療費制度

網膜芽細胞腫は、小児慢性特性疾病の対象とされる病気です。そのため、この制度が利用できます。

小児慢性特定疾病にかかっている子供について、その家庭の医療費の負担を減らすため、医療費の自己負担の一部を助成する制度です。

対象となる条件(年齢など)や、申請方法などは都道府県や自治体によって違うかもしれないので、ご自身の住んでいる地域で検索してみるほうが良いと思います。

医療助成の内容

・窓口での自己負担額が3割負担から2割負担になる。

・1ヵ月の自己負担上限額が設けられる。

詳しい説明⇒小児慢性特定疾病情報センター

特別自動扶養手当

障害をもつ20歳未満の児童を持つ家庭に対する手当です。障害の程度により1級か2級に認定され、支給額が異なります。

手当月額は1級だと53,700円、2級だと35,760円です。

所得制限があったり、症状によって審査が通るか通らないかはわからないそうですが、一度申請してみて良いのではないかと思います。

国の制度で医療費はかなり抑えられると思いますが、入院する病院などが遠方の場合は交通費などもかかってきます。
我が家も審査を通ったばかりですが、毎月の交通費になるのでかなり有難いです(T_T)

詳しい説明⇒東京都心身障碍者福祉センター

 

その他、国の制度ではありませんが小児がんに対しての助成を行っている団体もあります。「がんの子供を守る会」「ゴールドリボン・ネットワーク」など。

サポートが必要なかたはぜひ色々と調べてみてください。

私も子供の病気が落ち着いたら、サポートする側への協力もしていきたいと考えています。

というわけで、今回は網膜芽細胞腫と診断されてから利用させていただいた助成について書かせていただきました。
知っているかたも多い内容だったと思いますが、誰かのためになれば幸いです。