網膜芽細胞腫~トレパパのブログ~

両眼性の網膜芽細胞腫と診断された娘のこと

網膜芽細胞腫の診断からこれまで

トレパパです。

前回のブログはこちらです⇒網膜芽細胞腫と眼動注について

さて、2022年の9月に網膜芽細胞腫と診断されてから、はや9ヵ月が経ちました。今回のブログでは、局所治療を開始してから、2023年6月5日現在までの治療について書いていこうと思います。

赤ちゃんの写真

網膜芽細胞腫の局所治療

局所治療が始まって以来、月に1度の手術を行います。眼動脈注入療法(以下、眼動注)の効果的に考えて、4週に1度くらいのペースがそうです。

入院の前日に事前検査を行い、前回の治療成果を聞いたり、体調チェックを行います。まあ、この段階ではしっかり腫瘍を確認はできないので「薬が効いてそうですね。」という感じです。

翌日に全身麻酔を行い、手術のときにしっかり確認をしてくれます。手術後に前回の治療の成果、現在の状況を担当医から聞くことができます。

娘の場合は「劇的に良くはなっていない。けど悪くもなっていない。薬が効くことは効いている。」という状態が続いていました。

少しづつ良くなっているんだろうけど、いつまでかかるのかという不安も抱えます。

しかし!最近、6回目の治療で変化が起きました!
もともと小さかった左目の腫瘍は、かなり勢いがなくなり縮小していました!

右目に関しては、播種(種をまいた様に腫瘍が広がること)が起きていて数が多いらしいです。ただ、こちらにもかなり効果があったらしく減っていたそうです!

今後について

前回の治療までは、視力があまり望めない右目を摘出し、左目の薬の量を増やすということも考えなければ・・という状態でした。

今回の結果でその選択肢ではなく、左目の症状が落ち着いたあとに右目をどうするかという話になりました。
治療が先に進んだ気がして、良い結果だったと思っています。

視力があまり望めない右目に手術をしていくのか。体の負担やらなんやら様々なメリット・デメリットを考えていかなければ・・。

今はもちろん残す方向で考えています!
とりあえず、今回の結果が嬉しかった!家族で、前向きに毎日をすごしていこうと思います(´▽`)

 

網膜芽細胞腫の基本的な情報はこちら⇒がん情報サービス

前回のブログはこちらです⇒網膜芽細胞腫と眼動注について