網膜芽細胞腫 |早期発見と治療のブログ

娘の闘病から得た希望と知識を発信するブログ

視覚障がい者をサポートする資格:同行援護従業員養成研修を受けて②

ブログをご覧いただきありがとうございます。トレパパです。

現在、網膜芽細胞腫の治療を終えて経過観察中の娘がいます。その関係で視覚障害について色々知ることになり、「同行援護従業者」という視覚障がい者をサポートする資格の養成を受けて無事に修了しました。

娘の治療経過についてはこちら⇩

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全3回の養成コースなのですが、4月からは全4回になるそうです。調べてみると、需要もなかなか多い資格ということがわかりました。
少し空いてしまいましたが、今回は2回目の養成で学んだことを書こうと思います。

同行援護従業者が視覚障がい者をサポートして外出に同行している

同行援護の仕事について

コミュニケーションをとるための言語

まず、視覚障がい者とのコミュニケーションをとる上で言語はとても重要です。

①言語:意思を持って行うことから、手話もこれに含まれる。
②非言語:表情や装い、ジェスチャーなど。点字触手話も含む。
③準言語:声のトーンなど。

視覚障害と言っても、症状は人それぞれです。私の娘の場合は右目を失明していますが、左目は見えているため①②③全ての言語が使用可能です。ですが同行援護を利用する方々は、全盲だったりどちらも見えにくいといった移動が困難なかたなので①③の言語が主なコミュニケーション方法となります。しっかりとコミュニケーションを取りながら、視覚障がい者の方が目的としている場所まで案内することが同行援護従業者の大まかな仕事内容です。

同行援護の仕事:三本柱

①外出時の支援
②情報提供
③代筆代

①は同行援護の利用者の外出に同行し、安全かつ快適に外出できるよう支援を行います。②は視覚情報(目的の方向や周りの様子など)を利用者に伝え、自立した意思決定ができるように支援します。③は文書や購入する商品の説明(例:食品の賞味期限)などを行います。

視覚障がい者ガイドヘルパーとなるのが、同行援護従業者なのです。

視覚障がい者も楽しめるスポーツ

養成2日目の内容を書いていこうと思っていたのですが、養成1回目の記事で書き忘れていたことがあったのでここに記載したいと思います。
実は1日目の講師が全盲の先生でした。長時間の講座なのですが、一人で完璧にこなされていたのがとても印象に残っています。その先生は社交ダンスをされていて、かなりの腕前という話でしたが、他にも視覚障害を持つ人が行っているスポーツの紹介もしてくれました。

ブラインドダンス/ブラインドマラソン/ブラインド競泳/ブラインドサッカー/ブラインド柔道/ブラインドテニス/ブラインドトライアスロン/ゴールボール/フロアバレーボール/グラウンドゴルフ/グラウンドソフトボール/

どれも馴染み深い名前ですが、ブラインド・グラウンドといった言葉がつけ足されています。
それぞれ視覚障がい者が取り組めるように工夫されています。上級者ともなると、本当に視覚障害があるのかと思うほどの動きをされるそうです!これは記事でシェアしたいと思っていたことなので、今回紹介させていただきました。

さいごに

いかがだったでしょうか。今回は同行援護従業者の仕事内容、視覚障害者も楽しめるスポーツについて書いてみました。また3回目を受講した内容や感想も記事に書こうと思いますのでご覧いただけたら嬉しいです。