網膜芽細胞腫についてのブログ【記録と日常】

両眼性の網膜芽細胞腫と診断された娘のこと

有窓義眼と仮義眼と本義眼

トレパパです!

早いもので、もう右目を摘出してから半月ほど経ちました。今日は義眼についてです。

 

摘出手術の際、有窓義眼というのを目にはめます。
透明の義眼で中央に穴が開いています。有窓義眼は一時的に使用されるもので、眼の形を維持し、外観がしぼむのを防ぐ役割があります。

見た目はビー玉のようで、眼窩の色が透けるので赤透明みたいな感じになります。初めて見るときはちょっと怖いと思います(^^;)

ちなみに、義眼というと球体をイメージする人も多いと思いますがコンタクトレンズのような薄いものなんです。

 

1週間ちょっと経ってから、次は仮義眼を入れました。病院にあるもので、サイズが合いそうなものを入れてもらえます。
本人に合わせて作ったものではないので、白目や瞳の色・サイズが全然違いました(゚Д゚;)
先生も見た目があれなので、早めに本義眼を作りましょうとのことでした(笑)。その日はガーゼを貼ってもらいました。

 

早めに本義眼にしようとのことで、その週のうちに本義眼を作成しにいきました。作成する場所は病院の先生から紹介してもらえます。作成には4時間ほどかかったそうです(゚Д゚;)
さすがの現代技術で、娘の眼と何ら遜色のない義眼を作成していただけました!子供の場合は顔の骨も成長していくので、それに合わせて新しい義眼を作っていくそうです。

 

金額は15万円ほどでした。作成後に市役所で申請することで、5万円ほどの補助がもらえるそうです。
障害者手帳があればもう少し補助があるとのこと。

 

義眼は毎日2回の洗浄とつけ外しをしないといけません。つけることに痛みはないそうですが、まだ1才なので押さえるだけで大泣きです・・。
私は押さえ役で、妻が義眼を入れるのですが泣き顔が可哀想で目をつむってしまいます(´;ω;`)
私もできないといけないのに、できるまでまだまだかかりそうです・・。